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26日の中国本土市場概況:上海総合1.63%高で4日ぶり反発、ガラス・観光など高い


26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比54.74ポイント(1.63%)高の3418.33ポイントと4日ぶりに反発した(上海A株指数は1.56%高の3580.42ポイント)。


自律反発狙いの買いが優勢。上海総合指数は前日まで下落基調を強め、足もとでは年初来安値(3357.73ポイント)に接近していた。2020年12月期決算の発表がスタートするなか、業績動向を手がかりにした物色も活発化している。外部環境の改善もプラス。経済活動の早期正常化が期待される中、昨夜の米株市場では主要株価指数がそろって反発している。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、ガラス、ホテル観光、醸造、自動車株が高い。ガラス・フィルムの凱盛科技(600552/SH)がストップ高、医薬用ガラス製品の山東省薬用玻璃(600529/SH)が8.8%高、ホテル経営の北京首旅酒店(6002589/SH)が6.1%高、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が4.8%高、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が5.3%高で引けた。ほかピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(600809/SH)が9.9%高と大きく値を上げている。


半面、メディア・エンタテインメント、材料・対外貿易株は安い。アニメ制作などを手がける山西広和山水文化伝播(600234/SH)が3.2%安、貿易会社の江蘇弘業(600128/SH)が7.9%安で取引を終えた。


一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が1.15ポイント(0.47%)高の243.50ポイント、深センB株指数が13.11ポイント(1.19%)高の1110.58ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)




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