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6日の香港市場概況:ハンセン0.5%高で6日ぶり反発、好決算銘柄に買い


週明け6日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比143.24ポイント(0.52%)高の27819.56ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が8.17ポイント(0.08%)高の10701.96ポイントとそろって6日ぶりに反発した。売買代金は855億6200万香港ドルとなっている(3日の売買代金は882億4900万香港ドル)。

好業績銘柄の上昇が相場を支える展開。香港上場企業の決算発表が進むなか、良好な業績を発表する企業が相次いでいる。ハンセン指数は先週末まで5日続落し、約10カ月ぶりの安値を切り下げていただけに、値ごろ感も着目されている。もっとも、上値は限定的。米中貿易摩擦の激化が警戒され、本土株指数は一時マイナス圏に沈んでいる。

ハンセン指数の構成銘柄では、香港財閥系コングロマリットの長江和記実業(1/HK)が3.4%高、香港電力大手の中電HD(CLPホールディングス:2/HK)が2.5%高、生命保険業務アジア大手のAIAグループ(1299/HK)が2.1%高と上げが目立っている。時価総額上位のネット株や本土系銀行株なども上昇した。長江和記実業に関しては、中間期の増益決算と配当の増額見通しが引き続き手がかり。中電HDはこの日の昼、増益と増配の中間決算を報告した。また、同じく好決算を明らかにした香港地場の恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)も1.6%上昇している。

半面、家電セクターは安い。創維数碼HD(スカイワース・デジタル:751/HK)が4.0%、TC多媒体科技HD(TCLマルチメディア:1070/HK)が2.7%、海爾電器集団(ハイアール電器:1169/HK)と聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)がそろって1.4%ずつ値を下げた。

本土系不動産セクターの一置業集団(119/HK)が2.0%安、中国海外発展(688/HK)が1.7%安と下落した。首創置業に関しては、今年7月の成約額減少などが嫌気されている。

一方、本土マーケットは4日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.29%安の2705.16ポイントで取引を終えた。非鉄や鉄鋼の素材株が安い。医薬株やハイテク株、資源・素材株、消費関連株、自動車株、運輸株なども売られた。半面、時価総額上位の金融株、ゼネコン株は値上がりしている。


【亜州IR】




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