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14日の香港市場概況:ハンセン0.9%安で続落、蒙牛乳業は4.8%下落


14日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比284.98ポイント(0.93%)安の30440.17ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が84.93ポイント(0.71%)安の11950.70ポイントとそろって続落した。売買代金は960億9700万香港ドルにやや拡大している(13日の売買代金は844億2900万香港ドル)。

米中貿易摩擦の激化を警戒。米メディアは昨夜、「米政権は中国からの輸入品に対する追加関税を15日にも発動する可能性がある」と報じた。香港域内の金利上昇も懸念。米国の利上げを受けて、金融政策で米国に追随する香港でも政策金利が引き上げられた。なお、取引時間中に公表された5月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などが市場予想を下回っている。発表直後は当局による景気対策の期待感などで指数はプラス圏に浮上したものの、買いは続かず、売りが再び優勢となった。指数は引けにかけて下げ幅を広げている。

ハンセン指数の構成銘柄では、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が4.8%安、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が3.7%安、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)が3.2%安、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.4%安と下げが目立った。香港系不動産株も売られ、信和置業(83/HK)が2.2%安、恒隆地産(101/HK)が1.7%安で引けている。

中国自動車セクターも安い。長城汽車(2333/HK)が2.8%、広州汽車集団(2238/HK)が2.7%、東風汽車集団(489/HK)が2.3%、吉利汽車HD(175/HK)が1.7%ずつ下落した。

バイオ医薬セクターも売られる。広州白雲山医薬集団(874/HK)が2.9%安、薬明生物技術(2269/HK)が2.4%安、康哲薬業HD(867/HK)が2.1%安、上海医薬集団(2607/HK)が2.0%安、石薬集団(1093/HK)が1.4%安と値を下げた。

本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.18%安の3044.16ポイントで取引を終えた。消費関連株が安い。港湾・海運株、自動車株、不動産株、資源株、インフラ関連株、バイオ医薬関連株なども売られている。半面、金融株はしっかり。

【亜州IR】




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