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17日の香港市場概況:ハンセン0.5%安で3日続落、決算好感でテンセントは逆行高


17日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比168.05ポイント(0.54%)安の30942.15ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が161.69ポイント(1.30%)安の12278.43ポイントとそろって3日続落した。売買代金は1112億9900万香港ドルにやや拡大している。16日の売買代金は1005億2000万香港ドルだった。

本土株安が逆風。昨夜の米株高などを手がかりに買いが先行したものの、本土株の下げをにらみながら香港の各指数はマイナスに転じた。米金利高も重し。米10年債利回りの上昇が止まらず、足元では約6年10カ月ぶりの高い水準を切り上げている。

業種別では、本土系金融が安い。招商銀行(3968/HK)が2.2%、中国工商銀行(1398/HK)が1.9%、新華人寿保険(1336/HK)が2.1%、中国太平洋保険集団(2601/HK)が1.9%、華泰証券(HTSC:6886/HK)が2.4%、広発証券(1776/HK)が1.9%ずつ値を下げた。

香港系不動産セクターもさえない。信和置業(サイノランド:83/HK)が2.1%安、九龍倉置業地産投資(1997/HK)と太古(A)(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)がそろって2.0%安で引けた。

半面、他の個別株動向では、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.7%高と急伸。1~3月期決算を16日引け後に報告し、予想を上回る6割増益だったことが好感されている。そのほか、美容外科大手の香港医思医療集団(ユニオン・メディカル・ヘルスケア:2138/HK)が61.7%高と急騰。テンセント傘下の北京企鵞医院管理公司と戦略提携することが刺激材料だ。企鵞医院が提供する「スマート診療所」を香港に導入し、複数の総合診療所を協同開設する計画という。

一方、本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.48%安の3154.28ポイントで取引を終えた。医薬やハイテクなど高PER銘柄群が安い。空運株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、証券株なども売られた。半面、原油相場の上昇を手がかりに、石炭や石油関連の銘柄群はしっかり。


【亜州IR】



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