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16日の香港市場概況:ハンセン0.1%安で続落、香港・マカオ銘柄さえない


16日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比41.83ポイント(0.13%)安の31110.20ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が0.63ポイント(0.01%)安の12440.12ポイントとそろって続落した。売買代金は1005億2000万香港ドルとなっている(15日の売買代金は1052億600万香港ドル)。

香港ドル安が逆風。香港からの資本流出が懸念された。香港と米国の金利差を背景に、この日の香港ドルレートは許容変動幅(7.75~7.85香港ドル)の下限近くで推移している。通貨防衛のため香港金融管理局(HKMA)は15日、米ドル売り・香港ドル買い介入を約1カ月ぶりに実施した。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。米中関係の悪化懸念がやや後退するなか、指数はプラス圏に浮上する場面もみられている。米当局が制裁を科した中興通訊(ZTE:000063/SZ、763/HK)を巡っては、米中両国は最終協議に近づいているなどと報じられた。

ハンセン指数の構成銘柄では、香港系の不動産と金融がさえない。九龍倉置業地産投資(1997/HK)が3.4%安、東亜銀行(23/HK)が2.2%安、恒生銀行(11/HK)が1.4%安で引けた。

マカオ・カジノセクターも安い。永利澳門(ウィン・マカオ:1128/HK)が4.3%、澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が3.4%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.8%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.6%ずつ下落した。

半面、消費関連セクターは物色される。食品・飲料メーカーの統一企業中国HD(ユニプレジデント・チャイナ:220/HK)が4.3%高、同業の康師傅HD(ティンイー:322/HK)が3.5%高、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.4%高、中国のビール大手、青島ビール(168/HK)が1.4%高と上昇した。

アップル関連とされる銘柄群もしっかり。小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が2.5%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が1.8%高とそろって反発した。

一方、本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.71%安の3169.57ポイントで取引を終えた。時価総額上位の金融株や石油株が下げを主導する。鉄鋼や非鉄の素材株、ゼネコン株、建機株、不動産株、自動車株、空運株なども売られた。逆に医薬品株、食品・飲料株、発電株などは値上がりしている。



【亜州IR】




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