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13日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で4日ぶり反落、保険セクターさえない


13日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.46ポイント(0.49%)安の3310.24ポイントと4日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、17.24ポイント(0.49%)安の3466.91ポイントで取引を終えている。

新規の買い材料に乏しい中で売られる流れ。小売や鉱工業生産など今年1~2月・中国経済統計の発表を14日に控え、内容を見極めたいとするスタンスが漂った。指数は前日までの3日続伸で2週ぶりの高値水準を回復しただけに、利食い売り圧力も意識されている。

業種別では、保険関連の下げが目立つ。中国太平洋保険(601601/SH)が3.0%安、中国平安保険(601318/SH)が2.4%安で引けた。中国の保険業界で今年1月、収入保険料が約6年ぶりにマイナス成長に転じたことを改めて売り材料視している。ゼネコン株、空運株、消費関連株、バイオ医薬関連株、証券株なども売られた。

半面、銀行株の一角はしっかり。中国農業銀行(601288/SH)が2.5%上昇した。同行が17年12月期業績を公表し、不良債権比率の低下が明らかとなったことを材料視している。銅や鉄鋼など素材株の一角も上昇した。

外貨建てB株の相場は4日ぶり反落。上海B株指数が1.68ポイント(0.50%)安の335.10ポイント、深センB株指数が0.89ポイント(0.07%)安の1188.52ポイントで終了した。


【亜州IR】



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