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9日の中国本土市場概況:上海総合は0.1%高で8日続伸、貴州マオタイは連日で最高値


9日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.42ポイント(0.13%)高の3413.90ポイントと8日続伸した。約1カ月半ぶりの高値を連日で切り上げている。上海A株指数も上昇し、4.67ポイント(0.13%)高の3575.42ポイントで取引を終えた。


業績期待の買いが相場を支える展開。先週末までに17年通期業績見通しを公表した本土上場企業1349社のうち、8割近くの1044社が良好な決算の見込みを明らかにしている。前日に急伸した銘柄群が利食い売りにおされるなか、指数は小安く推移する場面がみられたものの、引けにかけて再び買いが優勢となった。

消費関連株の上げが目立つ。白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)は4.0%高の782.52人民元に上昇し、上場来高値を連日で更新した。同社の時価総額は9830億人民元(約17兆500億円)に膨らみ、1兆人民元の大台に迫っている。製品価格の引き上げにより、利益率が高まると期待された。物件販売の好調が伝わる不動産株も堅調。保険株や空運株の一角も物色された。

半面、石炭株はさえない。エン州煤業(600188/SH)が1.8%安、中国神華能源(601088/SH)が1.2%安とそろって反落している。「供給サイド改革」の期待で買われていた鉄鋼やセメントの素材株も反落。宝山鋼鉄(600019/SH)が2.1%安、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.7%安で引けた。

一方、外貨建てB株の相場もまちまち。上海B株指数が0.83ポイント(0.24%)安の347.19ポイント、深センB株指数が8.70ポイント(0.73%)高の1202.20ポイントで終了した。

【亜州IR】



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