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概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続伸、景気の回復期待が支援材料となった


【ブラジル】ボベスパ指数 64354.34 +0.82%

17日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比523.06ポイント高(+0.82%)の64354.34で取引を終えた。64658.00まで上昇した後、一時63456.01まで下落した。

景気の回復期待が支援材料となった。エンリケ・メイレーレス財務相はこのほど、利下げや構造改革の実施を受け、ブラジル経済の成長ペースが2017年から加速するとの見方を示した。ただ、成長ペースが引き続き低水準にとどまるとも予測。一方、指数の上値は重い英メイ首相の演説内容を受け、世界的にリスク回避の流れがやや強まった。また、国際通貨基金(IMF)がブラジルの成長予想を下方修正したことも足かせに。IMFは最新リポートで、2017年のブラジルの成長予想を従来の0.5%から0.2%に下方修正した。これはブルームバーグがまとめた調査結果(0.8%の成長予想)を下回った。

【ロシア】MICEX指数 2178.73 -0.47%

17日のロシア株式市場は5日続落。主要指標のMICEX指数は前日比10.34ポイント安(-0.47%)の2178.73で取引を終了した。2195.36から2167.88まで下落した。

英メイ首相による演説内容に警戒感が高まり、世界的にリスク回避の流れがやや強まった。また、通貨ルーブル高の進行も引き続き資源輸出大手の売り材料。一方、銀行の一角が逆行高となった。ルーブル高の進行などが物色手がかりとなったもようだ。

【インド】SENSEX指数 27235.66 -0.19%

17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比52.51ポイント安(0.19%)の27235.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.80ポイント安(+0.18%)の8398.00で取引を終えた。

朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。英メイ首相による演説内容に警戒感が高まり、日本株が下げ幅を拡大するなど、世界的にリスク回避の流れがやや強まっている様子。トランプ相場の巻き戻しのような動きも嫌気されたもよう。

【中国本土】上海総合指数 3255.33 +0.17%

17日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.35ポイント高(+0.17%)の3108.77ポイントと6日ぶりに反発した。

中国の景気期待が支え。国際通貨基金(IMF)は16日、中国の2017年国内総生産(GDP)成長率見通しを従来予想より0.3ポイント高い6.5%に引き上げた。16年見通しに関しても、従来の6.5%から6.7%に上方修正している。また、習近平国家主席はこのほど、16年GDP成長率が6.7%になるとの見通しを示した。16年GDP成長率は、今週20日に公表される予定だ。




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