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エレマテック Research Memo(8):2024年3月期は前期の反動でAutomotive以外は減収見込み


*13:28JST エレマテック Research Memo(8):2024年3月期は前期の反動でAutomotive以外は減収見込み ■エレマテック<2715>の今後の見通し

● 2024年3月期の業績見通し
(1) 損益見通し
2024年3月期でも上期と同様の傾向が続くと見ており、売上高207,000百万円(前期比13.7%減)、営業利益9,000百万円(同25.3%減)、経常利益8,400百万円(同24.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6,000百万円(同22.0%減)を見込んでいる。Automotiveは引き続き堅調に推移すると予想されるが、Digital ElectronicsとBroad Marketは減収の見込みだ。

(2) マーケット別売上高予想
マーケット別では、Digital Electronicsは73,269百万円(前期比29,727百万円減、同28.9%減)が予想されている。液晶、タッチパネル、バックライトは引き続き在庫調整が予想され17,007百万円の減収を見込む。電気・電子部品、半導体も納入先顧客の生産が低調であることから、5,008百万円減を見込んでいる。ゲーム機を中心としたTOY、ホビーも在庫調整の可能性があり4,735百万円の減収が予想されている。

Automotiveは、EV(Electric Venicle:電気自動車)関連の新規案件獲得に加えて自動車生産が堅調に推移すると予想されることから46,687百万円(前期比10,034百万円増、同27.4%増)を見込んでいる。

Broad Marketは87,042百万円(前期比13,081百万円減、同13.1%減)が見込まれている。前期まで好調だったドライブレコーダーが、客先で内製化が進んだことや市場での普及が一段落したことから大幅減収が予想され、アフターマーケットは11,802百万円減を見込んでいる。またOA機器は1,662百万円減、重電、車両制御も1,115百万円減が予想されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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