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今週のマーケット展望「日経平均予想は27600~28500円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)


*10:22JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は27600~28500円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

週明けの今朝の日経平均は、大きく上昇してスタート。昨年12月15日以来、約2カ月半ぶりに2万8000円台を回復しています!

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、3月6日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。


まず広木さんは、今週の大きな材料について、『半期に一度のパウエルFRB議長の議会証言、9日から始まる黒田総裁にとって最後となる日銀金融政策決定会合、そして週末には日本ではメジャーSQ、夜に米国で雇用統計の発表がある』と説明しています。

そのうち、まずはパウエルFRB議長の議会証言のスケジュールについて『7日に上院銀行住宅都市委員会、8日には下院金融委員会での証言を行う予定』と解説。

『議会証言に先立ちFRBが公表した金融政策報告では「連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレ率を目標の2%に戻すことに強くコミットしている」「FF金利の継続した引き上げが適切になる」と記された』とした上で、『パウエル議長は金融政策報告書の内容に沿った証言をするだろう。報告書は3日に公開されているので、上記の発言がパウエル議長からあっても市場は織り込み済みで反応は限られる』と、見解を述べています。

次に、今回の日銀金融政策決定会合については、『YCCの変動幅拡大や撤廃は見送るとの見方が市場のコンセンサスだが、政策修正に動くサプライズの可能性もまったくないわけではないので、念のため、波乱に警戒しておいたほうがよいだろう』と呼び掛けています。

さらに、10日に発表される2月の米雇用統計については、『非農業部門就業者数が約20万人増加の見込み。1月は51万人増と予想を上回る結果となったが、季節調整の影響や天候要因なども指摘された』と伝えた上で、『果たしてそれらの要因が剥落するであろう2月の統計はどう出るか。大きな注目材料である』としています。

そんな中、米国株式市場の動きは『ダウ平均が先週、週末にかけて3日続伸した。週間では574ドル高と5週ぶりに上昇した』と振り返り、『ダウ平均は3万3000ドルを明確に割り込むと下値のめどが見えなくなる崖っぷちまで売り込まれていたので、ここで堪えて切り返せたことは大きい』と言及しています。

日経平均についても、『先週、ついに上放れた。今週は2万8000円台を回復して始まりそうだ。材料も多いので様子見で小動きとなりそうだが、まずは2万8000円台をしっかりキープして週末を迎えることを期待したい』と、広木さんはみているようです。

そうしたことを踏まえて、日経平均の今週の予想レンジは『2万7600円 ~2万8500円とする』としています。

参考にしてみてくださいね。


山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 山崎みほ

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