ダイナムジャパンホールディングス---2021年3月期は減収減益、新型コロナウイルス感染症の影響大

ダイナムジャパンホールディングス<06889>は26日、2021年3月期の連結決算を発表た。営業収入98,602百万円（前期比30.8%減）、税引前当期利益4,342百万円（同77.7%減）、当期利益2,351百万円（同81.6%減）の減収減益となった。

中核事業であるパチンコホール事業は、2020年4月の日本政府の緊急事態宣言発出により436店舗（同社グループ店舗数の約97%）が休業を余儀なくされた。営業を再開した同年6月からは徐々に来店客数の回復が見られたが、感染リスクへの警戒感から直近の営業収入は前期比70%程度にとどまった。

このようななか、同社グループは業界が定めるガイドラインの遵守に加えて同社グループ独自の感染症対策を実施し、来店客が安心・安全に遊技できるよう遊技環境の整備に努めた。同時に、店舗運営経費の削減と構造変化について引き続き取り組んでいくとした。

同社グループは、今後も顧客視点に立ち、来店客が安心できる遊技空間を提供することで業績の向上に努めていくとしている。


＜EY＞