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オーハシテクニカ---3Qは売上高が208.55億円、21年3月期通期連結業績予想の上方修正を発表


オーハシテクニカ<7628>は9日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.8%減の208.55億円、営業利益が同52.3%減の12.27億円、経常利益が同49.4%減の13.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同55.8%減の9.00億円となった。

日本の売上高は前年同期比24.9%減の114.96億円、セグメント利益は同53.6%減の6.11億円となった。当第3四半期はそれまでの急激な売上減少から持ち直したものの、第2四半期までの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う主要得意先メーカーの一時的な操業停止、その後の需要の低迷に伴う生産減少が大きく影響した。

米州の売上高は前年同期比23.7%減の43.71億円、セグメント利益は同52.7%減の2.30億円となった。第2四半期の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う主要得意先メーカーでの操業停止や市場の冷え込みによる販売減少があったが、当第3四半期以降の売上高は政府の経済対策と活動制限緩和、それに伴う自動車生産の回復によって前年を上回る水準まで回復した。

中国の売上高は前年同期比2.7%減の30.61億円、セグメント利益は同0.9%増の3.93億円となった。2020年2月から3月にかけて主要都市がロックダウンとなり、得意先メーカーが操業停止となったことから売上高は大きく落込んだが、同年5月からは前年を上回る水準で生産が急回復した。

アセアンの売上高は前年同期比37.3%減の13.60億円、セグメント利益は同77.3%減の0.71億円となった。昨年度後半から自動車販売が低迷していたところに、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が重なった。市場回復も遅れ得意先メーカーでの生産減少が続いた。

欧州の売上高は前年同期比44.4%減の5.65億円、セグメント損失は0.74億円(前年同期は0.33億円の損失)となった。昨年度前半からの日系自動車メーカーの販売台数の低迷に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が重なり、得意先メーカーで大幅に生産が減少した。

2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前回予想比7.4%増(前期比19.2%減)の290.00億円、営業利益が同46.2%増(同41.8%減)の19.00億円、経常利益が同28.1%増(同39.7%減)の20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.0%増(同43.1%減)の14.00億円としている。

また同日は、発行済株式総数の1.46%にあたる21万株、取得総額3億円を上限とする自己株式取得(取得期間2月12から6月11日)の実施も併せて発表した。


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