クシム---臨時株主総会に向けて事前説明資料「さらなる成長に向けて」を公開

クシム<2345>は12日、臨時株主総会の事前説明資料として「臨時株主総会事前説明資料 さらなる成長に向けて」を公開。

同社は、全株主を対象としたライツ・オファリング（ノンコミットメント型／上場型新株予約権の無償割当て）による将来の事業拡大に備えた資金調達を行うことを発表。行使価額は700円、条件決定日は2020年10月27日を予定。あわせて、発行可能株式総数を現行の5,083,200株から16,000,000株に変更する。

同社は、グループ全体の最適化を狙った「戦略立案」「グループ横断的なリソース分配」「グループ全体の利益を考えた事業領域の展開」を図る。株主価値増大を主に、ポートフォリオ企業の競争優位を構築し、相互シナジーを創出していく方針。

ライツ・オファリングによる資金使途の中で最も金額の大きいのが、M&Aを含む更なる事業投資。調達予定額13.9億円のうち、11.3億円を投資する計画。M&Aのターゲットは、売上が数億から数十億規模の会社複数社を想定している。M&Aを含む事業投資の注力領域は、HR-Tech・Ed-Tech領域、AI・ブロックチェーン・IoT領域、SES事業、デジタルマーケティング事業としている。中期経営方針では2022年10月期に売上30億以上、営業利益率15%以上、当期純利益率10%以上、時価総額230～300億規模を目指すとしている。




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