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タマホーム Research Memo(9):4期連続増配を予定、株主優待も含めた単元当たり投資利回りは4~5%の水準に


■株主還元策

タマホーム<1419>は株主還元策として配当金と株主優待制度を導入している。配当に関しては、将来の成長に向けて必要な内部留保を確保しつつ、経営成績に応じて安定的な配当を継続していくことを基本方針としている。配当性向は40%程度の水準を維持としており、2020年5月期の1株当たり配当金は前期比7.0円増配の60.0円と4期連続の増配を予定している。また、株主優待制度では毎年5月末及び11月末の株主に対して、同社特製QUOカードの贈呈(3年未満保有で500円、3年以上継続保有で1,000円)を行っている。配当と株主優待を含めた単元当たり投資利回りは、7月26日の株価(1,494円)を基準とすると約4%の水準(3年以上継続保有で約5%)となる。

なお、同社は7月10日付で株主還元の強化及び資本効率の向上を図るため、自己株式の取得を発表している。取得上限株数は50万株、上限取得額は9億円で、取得期間は2019年8月23日までとしている。取得額を取得株数で割ると1株当たり1,800円となり、同水準が現在の適正株価と会社側では見ているようだ。自己株取得も含めた総還元性向では62.8%となる。


■情報セキュリティ対策

同社は情報セキュリティ対策として、ウイルス対策ソフトやファイアウォール導入による不正アクセスの防止等の安全対策を終えているほか、情報システムのクラウド化への移行についてもほぼ完了している。今までサイバーテロの被害はないものの、その対策には引き続き取り組んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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