千葉銀行 Research Memo（8）：2019年3月期は1円増配となる16円配予定。自己株式の取得にも取り組む

■株主還元

千葉銀行<8331>は、銀行業の公共性に鑑み、十分な健全性を維持しながら、安定配当と自己株式取得等による積極的な株主還元や成長に向けた資本の有効活用を行っていくことを基本方針としている。

2018年3月期は前期と同額の1株当たり15円配（中間7.5円、期末7.5円）を実施した（配当性向23.7%）。また、自己株式取得も継続的に行っており、株主還元率では51.9%の高い水準を確保している。2019年3月期は1円増配となる1株当たり16円配（中間8円、期末8円）を予定（配当性向24.3%）するとともに、自己株式の取得にも積極的に取り組む方針である。なお、当中期経営計画期間中（3年間）の株主還元率は50%程度をめどとしている。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　柴田　郁夫）



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