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FJネクスト Research Memo(6):2019年3月期も増収基調が継続する見通し


■業績動向等

3. 2019年3月期の業績予想
2019年3月期の業績予想についてFJネクスト<8935>は、売上高を前期比13.4%増の76,000百万円、営業利益を同7.8%増の7,800百万円、経常利益を同7.9%増の7,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同6.6%増の5,000百万円と増収増益を見込んでいる。

すべての事業が好調に推移する中で、引き続き、「不動産開発事業」の拡大が業績の伸びをけん引する見通しである。マンション販売戸数は年間2,200戸と前期並みの水準となるものの、新築ファミリー向けマンションの販売拡大が増収に大きく貢献する計画となっている。また、中古マンションの売買にも積極的に取り組む。その他の事業でも、「不動産管理事業」が管理戸数の拡大により安定的な伸びを実現するほか、「建設事業」は進捗中の受注案件をこなすことで大きく拡大する見通しである。「旅館事業」についても、更なる集客数の伸びと各諸経費の圧縮により利益率の改善を図る。

一方、利益面では、土地仕入価格の上昇や建築費の高止まり等を保守的に見積もり、営業利益率は10.3%(前期は10.8%)と若干低下するものの、増収により増益を確保する想定となっている。

弊社では、土地の仕入れ競争が激化しているものの、外部環境(賃貸需要及び購入需要)が引き続き好調に推移している上、前期末の棚卸資産が順調に積み上がっていることから同社の売上高予想は十分に達成可能であるとみている。むしろ、前期同様、中古マンションによる販売戸数の上乗せに注意する必要がある。また、来期以降の業績を判断するため、土地の仕入れ状況にも注目していきたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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