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AOI TYO Holdings---18年12月期1Qは減収も実行利益率が改善、受注残高も堅調に推移


AOI TYO Holdings<3975>は15日、2018年12月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.0%減の155.21億円、営業利益が同40.0%減の10.92億円、経常利益が同41.9%減の10.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.0%減の8.42億円となった。

主力の広告映像制作事業での案件受注段階からの採算性を重視した精査・選別や、働き方改革を推進するための受注コントロールを行ったこと、プリント売上が減少したこと等に伴い売上高が減少した一方で、映像制作に関する実行利益率については、前期から継続して実施している原価管理の徹底により改善した。また、成長領域であるソリューション事業では、広告主との直接取引で案件の大型化が進んだほか、海外事業では、マレーシアの広告制作会社を新たに連結子会社化したこと等により、売上高が増加したが、新会社設立等に伴う先行費用の発生による利益面のマイナス影響もあった。

なお、受注残高は前年同四半期末比5.1%増の149.85億円と受注状況は堅調に推移している模様。

2018年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%減の700.00億円、営業利益が同17.7%減の38.00億円、経常利益が同15.8%減の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.3%減の23.00億円とする予想を



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