ハピネット<7552>は16日、2021年3月期での過去最高益の更新を目指した第8次中期経営計画を発表した。2021年3月期の計画は売上高2,300億円、営業利益58億円、経常利益56億円、経常利益率2.43%。2018年3月期までの第7次中期経営計画に続くもので、これまでの取り組みをさらに強化し、収益性・生産性の向上を図る方針である。また、エンタテインメントを軸としつつも、既存事業領域にとらわれない、様々なマーケットニーズに応える新規事業の研究・開発に取り組んでいくとしている。

今回の中計では「Shinka2020」というスローガンを掲げ、ビジネススタイルのShinka(進化・深化・真価)による企業価値向上を目指し、次の3つの基本戦略を実践することで計画の達成を実現する考えだ。1つは、流通事業をShinkaさせ、更なる成長を図る戦略。2つめは、ビジネスネットワークを創出し、メーカー事業を強化する戦略。最後に、新規事業に積極的に挑戦する戦略である。

事業別のShinkaについては、玩具事業は取引先との戦略的パートナーシップを「深化」させ、流通シェアを拡大する。映像音楽事業では、流通ビジネスモデルの革新、メーカー事業の強化、事業領域拡大への挑戦により、事業の「進化」を図る。ビデオゲーム事業では、収益モデルの転換を図るため、外部パートナーとの連携を強化し、ビジネスモデルを「深化」させる。またアミューズメント事業については、新たな需要の創出とオペレーションスタイルの「進化」で、事業基盤を強化・拡充する。

また、第8次中計より先の将来的ビジョンとして、エンタテインメント商材の総合プロデュース企業となることを掲げている。安定的に利益を出すことによりROEの継続的向上を図り、エンタテインメント企業としての「真価」を伴う企業として価値向上を目指していくとしている。
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情報提供元:FISCO
記事名:「ハピネット---第8次中期経営計画を発表、「Shinka2020」を掲げ2021年3月期に過去最高益更新を狙う