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SDエンターテイメント---18年3月期は増収、GAME事業部・フィットネス事業部・ボウリング事業部が堅調に推移


SDエンターテイメント<4650>は14日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.7%増の79.40億円、営業利益が同63.5%減の0.68億円、経常損失が0.73億円(前期は0.52億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%増の0.20億円となった。

GAME事業部の売上高は前年同期比1.3%増の22.57億円となった。大量導入した新型UFOキャッチャーの優良店への積極的な導入効果及びネットキャッチャー事業の運営方法の見直しを行った上で事業を再開した結果、プライズゲームジャンルの売上については前連結会計年度を上回り、堅調に推移した。

フィットネス事業部の売上高は同0.1%増の20.69億円となった。「プロテインバー」、「空中ヨガ」、「ホットヨガスタジオ」などの新規アイテムを、店舗特性を踏まえた上で、既存店舗への順次導入を進めるとともに、スタッフサポートを重視した、トレーナーの社員化比率を高める他、教育研修にも力を入れた。8月には東京都内に小型実験店舗を出店、10月には業態転換に伴う「スガイディノス札幌白石」へのフィットネス道内初出店を実施した。それらの結果、「SDフィットネス国立店」の店舗売却(10月)が減収要因となったが、出店の効果等もあり増収となった。

ボウリング事業部の売上高は同3.5%増の11.18億円となった。推進中のボウリング教室を拡大し、トーナメント・リーグへ繋げたことや同社専属のプロボウラーによるジュニア教室を開催し顧客増を図った。また、併設のゴルフバーのリニューアルや投げ飲み放題企画の実施、団体予約獲得を目的とした職域向けセールスマンの人員増による渉外活動の強化、3月にディノスボウル帯広に併設して「ディノスビリヤード&ダーツ帯広」を開店した。

施設管理事業部については、「シネマ」部門の売上高は同4.1%減の9.45億円となった。8月までは「スター・ウォーズ最後のジェダイ」及び「IT“それ”が見えたら、終わり。」等のヒット作の上映を行い堅調に推移していたが、9月以降は全国的にヒット作に恵まれず一転して軟調に推移した。その他は、売上高は同3.6%減の2.55億円となった。

2019年3月通期業績については、売上高が前期比9.6%増の87.00億円、営業利益が同278.2%増の2.60億円、経常利益が1.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同381.4%増の1.00億円としている。

今期は同社創業100周年記念として、2019年3月31日の株主名簿に記載された株主には優待券贈呈枚数を4枚(5,000円相当)追加するとしている。


<MW>

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