RIZAPグループ<2928>は、11月24日につけた上場来高値3,090円から調整局面にあるが、今後の成長戦略として、テクノロジー(ビッグデータ・AI/CRM/EC)、海外生産拠点の強化やグループ物流統合(シェアリングサプライチェーン)などグローバルSPAモデルの構築といった事業基盤プラットフォームの強化を掲げており、買い局面に転じることが期待される。中期経営計画「COMMIT2020」では2021年3月期に売上高3,000億円、営業利益350億円の確実な達成を目指している。

2018年3月期第2四半期連結決算では、売上収益が前年同期比50.8%増の625.81億円となっており、主力のRIZAP事業がグループ全体の業績を牽引し、営業利益は当初の40億円予想を23.4%上振れての着地となった。前年に対して減益となったものの、あくまでも負ののれん分であり、負ののれんを除く本業の営業利益は過去最高を更新している。上期ではRIZAP関連事業への39.6億円の先行投資を実施。同社は上期に積極的な先行投資を行い、下期で回収するビジネスモデルで、第2四半期(7‐9月)においては第1四半期の投資の回収も進み、四半期ベースで本業の営業利益は過去最高を達成した。

RIZAPのボディメイク事業は、従来のサービスに加え、健康維持のサービスとして今年7月から導入した「ボディマネジメントプログラム」(月額29,800円)が好評で、“積み上がる経営”へのシフトが着実に進んでいる。「ボディマネジメントプログラム」の申込み率は82%と高く、今後さらなる売上拡大が見込まれている。海外事業においては、上期に黒字化を達成。海外店舗数は現在5店舗(上海1、香港2、台湾1、シンガポール1)で、2021年3月期までに30店舗以上に拡大させる計画を推進中だ。

新規事業では、「RIZAP GOLF」や「RIZAP ENGLISH」の業績拡大が見られ、問い合わせや新規入会者が大幅に増加するなかで、先行投資を大幅に実行した。不足していたトレーナーの確保に注力し体制強化を図った。RIZAP関連事業(新規事業のGOLF、ENGLISH、COOK、KIDS含む)は現在143店舗。下期も続々と新店舗をオープンしている。

2018年3月通期の連結業績予想は、売上収益が前期比57.6%増の1,502.02億円、営業利益が同27.4%増の130.10億円とする期初計画を据え置いている。
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情報提供元:FISCO
記事名:「RIZAP-G---上場来高値後の押し目に注目