■中長期の成長戦略

● 中期経営方針
サイバーコム<3852>は2017年から2020年までの中期経営方針『サイバーコムビジョン2020』を掲げている。それによると、2020年までの4年間を増収増益で継続する、としている。具体的には以下の4項目を掲げている。同社の企業文化を体現した堅実な方針と言えるだろう。

(1) お客様満足度、社員満足度の向上
同社の行動指針として「サイバーコム7ヶ条」というものがあり、「相手目線になって」ということを謳っており、顧客目線・従業員目線でともに満足を得ることを旨としている。

(2) 4エンジンのパワーアップ
(ソフトウェアエンジン、サービスエンジン、営業エンジン、管理エンジン)
同社のすべての従業員が、ソフトウェア開発部門、サービス提供部門、営業部門、管理部門のいずれかに所属しており、4部門の各々が任された役割をバージョンアップし、会社の総力を向上させていこうというものである。

(3) 安定した利益体質の確立
ソフトウェア開発事業を主力としつつ、今後はサービス事業においても、自社プロダクトを中心として利益源泉に育てて、安定した利益体質を確立していこうというものである。

(4) 高付加価値ビジネスの創出
新技術や新分野への進出において、求められるニーズのみでなく、さらにプラスアルファした提案を行うことにより、高付加価値の事業を創出していこうというものである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

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情報提供元:FISCO
記事名:「サイバーコム Research Memo(9):新技術・新分野で高付加価値ビジネス展開し、2020年まで増収増益を継続