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サン電子--2Qも2桁の増収、モバイル、エンターテインメントが牽引するが、固定費の増加もあり、損失が拡大


サン電子<6736>は10日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.1%増の126.39億円、営業損失が7.38億円(前年同期は0.65億円の損失)、経常損失が7.63億円(同1.90億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が6.07億円(同2.38億円の損失)だった。

モバイルデータソリューション事業の売上高は前年同期比23.6%増の67.66億円、セグメント損失は3.46億円(前年同期は0.24億円の利益)となった。製品・サービスの販売が好調に推移したことにより、円ベースでは円安の効果も加わり、全体として増収となった。損益面については、販売人件費や研究開発費の増加により損失となった。

エンターテインメント関連事業の売上高は前年同期比4.0%増の50.17億円、セグメント利益は同3.8%減の5.10億円だった。前年同期に比べ、遊技機メーカー向けの遊技機部品の販売が上回ったことにより、増収となった。一方でセグメント利益はホールシステム事業において付加価値率の低い売上の割合が多かったこともあり、減益となった。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想については、同日に修正を発表している。
売上高が前期比2.8%増(前回予想比7.7%減)の240億円、営業損失が15.00億円(前回予想は2.00億円の利益)、経常損失が17.00億円(同1.00億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が12.00億円(同2.00億円の損失)としている。


<MW>

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