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日本トリム---メディカルカンパニーへの成長に向けたステップを着実に進行


日本トリム<6788>は26日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.5%減の69.44億円、営業利益が同43.3%減の10.01億円、経常利益が同37.7%減の10.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同43.8%減の6.64億円となった。

電解水素水整水器販売については、昨年来の販売不振は既に底を打ち、第1四半期はほぼ期初計画に沿った業績となったが、第2四半期においては計画から遅れる結果となった。水素水に対する一連の報道の影響は既に収束しており、新製品へのシフトに伴う内的要因によるものである。引き続き、「健康経営」を切り口とした販売方式への移行を進めるとともに、営業研修の実施などにより販売効率の回復に取り組むとしている。

医療関連事業では、民間さい帯血バンクの国内市場シェア約96%を保有するステムセル研究所の業績は堅実に伸長している。また、中国での病院運営事業については、開業に向けた準備が順調に進展しており、年内には開院する予定としている。電解水透析事業も本年6月の第62回日本透析医学会での研究発表の大きな反響を背景に営業展開に注力しており、現在60百万円超の受注を獲得し、更なる普及促進に取り組んでいる。同社の目指すメディカルカンパニーへの成長に向け着実に進行している。

なお、2018年3月期通期の連結業績について、同日に修正を発表している。売上高が前期比7.7%減(前回予想比12.2%減)の140.80億円、営業利益が同35.8%減(同37.5%減)の18.80億円、経常利益が同32.9%減(同37.3%減)の19.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.0%減(同38.0%減)の12.40億円としている。



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