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藤商事 Research Memo(1):2018年3月期は有力シリーズ機種を複数投入し、大幅増収増益を見込む


■要約

藤商事<6257>は、JASDAQ上場のパチンコ・パチスロ機の中堅メーカーで、「ホラー」系ジャンルの開発に特色がある。また、無借金経営で財務状況は良好となっている。

1. 販売台数の減少が続き2017年3月期は2期連続の減収減益
2017年3月期の業績は売上高で前期比13.7%減の32,953百万円、営業損失で2,271百万円(前期は2,035百万円の利益)と2期連続で減収減益となった。業界の自主規制導入の取組みによって、遊技機器市場全体が冷え込むなかで、パチンコ機については前期比5.9%増の32,467百万円と堅調に推移したが、パチスロ機が同93.5%減の485百万円と大きく落ち込んだことが主因だ。経営環境が厳しくなるなかで、遊技機器ホールにおける導入機種が、特定の人気機種に集中したことや、こうした流れを受けパチスロ機の投入機種を前期の2機種から当期は1機種にとどめたことも影響した。

2. 2018年3月期は大幅増収増益見通し
2018年3月期は売上高で前期比51.7%増の50,000百万円、営業利益で2,500百万円と大幅増収増益を見込む。パチンコ・パチスロ機ともに今期は同社が得意とする有力ホラータイトルを上期に投入するほか、下期には新規タイトルとして新たな柱となりうるキラータイトルを投入する予定で、販売台数で前期比33%増の13万台を計画している。特に、今期は射幸性抑制に向けた遊技機規則の改正が進む可能性もあることから、期前半に新機種の多くを投入し、市場環境に応じて下期に追加機種を投入するかどうかを決定する戦略となっている。

3. 開発から販売に至るまで「変わる挑戦」に取り組む
同社では2期連続で減収減益となったことから、新機種の開発から販売に至るまでのプロセスを抜本的に見直し、販売シェアの拡大を目指していくほか、利益体質の強化に向けた取り組みも継続し、業績を拡大していく方針だ。機種開発については、経営企画室主導で従来よりも戦略的な開発を進め、確実に台数が見込めるメイン機種を複数育てていく。利益体質の強化としては、今期より新たに投入するパチスロ機から筐体を脱着式に切り替えるほか、パチンコ機でも新本体枠の採用のほか、サイドユニットも機種ごとに交換できるようにする。ホール側では低価格で新機種への入れ替えが可能となるメリットがある。2018年3月期については新本体枠の採用により一時的に部材費が上昇し、売上総利益率の低下要因となるが、2019年3月期以降は部材費の低減が進むことになり、利益率も上昇するものと予想される。

4. スマートフォン向けゲームアプリも本格展開
同社はスマートフォン向けゲームアプリの開発にも注力している。2017年3月期はRPGと麻雀ゲームの2タイトルを試験的にリリースしたが、2018年3月期は本格的に開発費、広告宣伝費をかけて展開していく計画となっている。2017年9月に開催される東京ゲームショウに出展する予定となっており、ゲーム内容やリリース時期については準備が整い次第、公表する予定となっている。

■Key Points
・ホラー系やキャラクター版権を利用した機種開発に定評
・2018年3月期は有力シリーズ機種の投入効果により、業績急回復へ
・「変わる挑戦」をテーマに社内変革を推進する

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



<NB>

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