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RIZAPーG Research Memo(5):各事業セグメントとも、期を追うごとに売上高の拡大が続く


■RIZAPグループ<2928>の業績の動向

2. 四半期ベースの業績推移
四半期ベースのセグメント別業績推移を見ると、各セグメントいずれも売上高は期を追って拡大が続いている。2017年3月期第4四半期の売上高は29,573百万円で、前年同期比93.8%増、前四半期比22.1%増となった。一方、営業利益は2,211百万円で、前年同期比864.3%、前四半期比37.5%増となった。前年第4四半期は戦略的に広告宣伝費を投下したため利益が圧縮されていた。その反動で前年同期比伸び率が大きく誇張されている。前四半期からの37.5%増益という点が実態を正確に反映していると言えるだろう。

利益の動向を見ると、美容・健康関連セグメントの営業利益は第4四半期も高水準で推移した。第2四半期の営業利益が突出しているのは、マルコ買収に伴う割安購入益(“負ののれん”)2,326百万円が含まれているためだ。また同セグメントにおいてはRIZAP関連の新事業の先行投資が含まれている。RIZAPボディメイク事業はそれらの投資をカバーするだけの高水準の利益を継続していることがうかがえる。

第4四半期のもう1つの注目点はアパレル関連セグメントの営業利益が大きく拡大した点だ。前述のように、赤字から黒字への転換及び赤字の縮小となった企業が相次ぎ、同セグメントの収益力が一気に顕在化した形だ。

エンターテイメントの営業利益が第1四半期に大きく膨らんでいるのは、前述のマルコのケースと同じく、買収に伴う負ののれんの影響だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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