メタップス Research Memo（2）：アプリ集客プラットフォームとオンライン決済プラットフォームが主要事業

■会社概要

(1)事業概要

メタップス<6172>の事業は、アプリの集客、分析、収益化を支援するプラットフォーム「metaps」を中心とするマーケティング事業とECサイト向けオンライン決済プラットフォーム「SPIKE」を中心とするファイナンス事業が軸である。

事業別の売上高を見ると、2016年8月期はマーケティング関連事業の売上高が伸びたが、期中に買収したペイデザイン(株)の売上貢献によりファイナンス関連事業も大きく伸び、事業別の売上高比率はマーケティング関連が82%、ファイナンス関連が18%となっている。

また、同社の拠点は、2016年8月時点で東京、シンガポール、アメリカ（サンフランシスコ）、イギリス（ロンドン）、韓国、香港、台湾、中国（上海）の8ヶ国・拠点に存在している。近年注力していた中華圏・韓国の売上高の伸びが目覚ましく、中華圏は2015年8月期に大型クライアントを獲得したこと、韓国は2016年8月期に韓国モバイル広告プラットフォーム大手のNextapps Inc.を買収したことで売上高が大きく増加している。2016年8月期のマーケティング事業の売上高比率は59%が海外となっている。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　内山　崇行）



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