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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め方針継続も雇用統計を注視


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め方針継続も雇用統計を注視 6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で引き締め的な方針が維持されれば金利高・ドル高の見通し。ドル買い一巡後は雇用統計を見極めるムードが広がりやすい。

前日発表された米国の製造業新規受注は想定外に悪化し、ISM製造業景況感指数の弱さを裏付けた。また、ISM非製造業景況指数も前回を下回り、引き締め的な金融政策を弱めるとの見方から米金利安・ドル安の展開に。ユーロ・ドルは1.0870ドル台に浮上、ドル・円は149円70銭付近に値を下げた。米10年債利回りはその後持ち直したが、本日アジア市場ではドル買いは限定的でドル・円は上値の重さが意識された。

この後の海外市場はパウエル氏の議会証言が注目材料。引き締め的な方針ならドル買いは継続しそうだ。ただ、足元のインフレ関連指標は伸びの鈍化が鮮明で、ハト派寄りに傾いた場合には金利安・ドル安。今晩のJOLTS求人件数が市場の予想通り前回から減少すれば、週末の雇用統計の悪化を見込んだドル売りも出やすい。とはいえ、FRBの利下げが年内2-3回との市場観測に集約されつつあり、過度なドル売りは抑制される。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・2月建設業PMI(予想:49.0、1月:48.8)
・19:00 ユーロ圏・1月小売売上高(前月比予想:+0.1%、12月:-1.1%)
・21:30 英春季財政報告
・22:15 米・2月ADP雇用統計(予想:+15.0万人、1月:+10.7万人)
・23:45 カナダ中銀が政策金利発表(5.00%に据え置き予想)
・24:00 米・1月JOLT求人件数(予想:885.0万件、12月:902.6万件)
・24:00 米・1月卸売在庫改定値(前月比予想:-0.1%、速報値:-0.1%)
・24:00 パウエル米FRB議長証言(下院金融委員会)
・02:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁基調講演(地域再投資関連会議)
・04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・06:15 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁討論会参加(米WSJ紙主催)

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