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日経平均、初の39000円台乗せ【クロージング】


*16:19JST 日経平均、初の39000円台乗せ【クロージング】 22日の日経平均は4日ぶりに大幅反発。836.52円高の39098.68円(出来高概算17億6000万株)と史上初めて39000円台に乗せて取引を終えた。米画像半導体大手エヌビディアの好決算を受けて、半導体関連株などグロース株中心に買われ、日経平均は前場中盤には38924.88円まで上昇し、1989年12月に記録した終値での史上最高値(38915.87円)を34年ぶりに突破した。その後は、高値警戒感から伸び悩む場面もあったものの、日本株の先高期待は根強く、海外勢の先物買いや時間外取引での米国株価指数先物も堅調に推移していることもあり、後場取引開始直後には、39000円台を突破。大引けにかけては39156.97円まで上値を伸ばした。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、医薬品とサービスを除く31業種が上昇し、電気機器、輸送用機器、機械、石油石炭、鉱業の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が堅調で、この4銘柄で日経平均を約550円超押し上げた。半面、中外薬<4519>、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>が軟化した。

前日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだったが、取引終了後に発表したエヌビディアの2023年11月-24年1月期の売上高、24年2-4月期の売上高見通し、いずれも市場予想を上回る結果となった。これを受け、時間外取引でエヌビディア株が一時10%超上昇。東京市場でも半導体関連など生成AI(人工知能)関連株などを中心に値を上げる銘柄が目立った。

エヌビディアの好決算が刺激材料となり、日経平均は史上初めて39000円台に乗せた。関係者からは「39000円乗せは通過点に過ぎず、まだまだ上値余地は大きい」と見る向きが多い。また、相場の柱がこれまでの半導体関連株に加え、輸送用機器や電気機器、機械といった日本を代表する企業にも買い気が波及し、昨年来高値を更新する銘柄が増えるなど、日本企業への評価が高まっている証拠と言えるだろう。目先的には短期急騰の反動から調整局面もあるだろうが、来週も半導体関連などグローバルに活躍している製造業を中心に堅調な展開が予想される。

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