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2月15日のNY為替概況(訂正)


*05:17JST 2月15日のNY為替概況(訂正) 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円57銭へ下落後、150円24銭まで反発し、引けた。

米1月小売売上高が予想以上に悪化したため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が強まり、長期金利低下に伴うドル売りが加速。その後、金利が下げ止まったことに連れドル売りも後退した。さらに、日本の昨年10-12月期の実質国内生産(GDP)速報がマイナス成長となり、予想外の景気後退入りの結果を受けて、日銀が当面緩和策を維持するとの見方が強まり、円売りも優勢となり底堅く推移。

ユーロ・ドルは1.0743ドルから1.0785ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が利下げを急がないよう警告しユーロ買いが強まった。

ユーロ・円は161円06銭へ下落後、161円65銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは1.2543ドルから1.2600ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8828フランから0.8783フランまで下落した。


【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.2万件(予想:22.0万件、前回:22万件←21.8万)
・米・失業保険継続受給者数:189.5万人(予想:188.0万人、前回:186.5万人←187.1万人)
・米・1月小売売上高:前月比-0.8%(予想:-0.2%、12月:+0.4%←+0.6%)
・米・1月小売売上高(自動車除く):前月比-0.6%(予想:+0.2%、12月:+0.4%)
・米・1月輸入物価指数:前月比+0.8%(予想:0.0%、11月:-0.7%←0.0%)
・米・2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:5.2(予想:-8.2、1月:-10.6)
・米・2月NY連銀製造業景気指数:―2.4(予想:-12.5、1月:-43.7)
・米・1月設備稼働率:78.5%(予想:78.8%、12月:78.7%←78.6%)
・米・1月鉱工業生産:前月比-0.1%(予想:+0.2%、12月:0%←+0.1%)
・米・12月企業在庫:前月比+0.4%(予想:+0.4%、11月:-0.1%)
・米・2月NAHB住宅市場指数:48(予想:46、1月:44)

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