日経平均VIは小幅に低下、株価落ち着いた値動きでやや安心感

*14:08JST 日経平均VIは小幅に低下、株価落ち着いた値動きでやや安心感 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は14時5分現在、前日比-0.17（低下率0.99％）の16.93と低下している。なお、今日ここまでの高値は17.26、安値は16.79。

昨日の欧米市場がクリスマス休暇で休場で、今日の東京株式市場は手掛かり材料に乏しく、また、クリスマスや年末休暇の機関投資家もあり、方向感の定まらない動きとなっている。見送りムードが強い中、市場心理が一方向に大きく傾きにくい一方、株価が波乱なく落ち着いた値動きとなっていることから、やや安心感が強くなり、今日の日経VIは概ね昨日の水準を小幅に下回って推移する時間が長くなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っている。

＜SK＞