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米国株見通し:下げ渋りか、CPI後の長期金利にらみ


*13:35JST 米国株見通し:下げ渋りか、CPI後の長期金利にらみ (13時20分現在)

S&P500先物      4,507.75(-6.00)
ナスダック100先物  15,485.00(-15.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は60ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


12日の主要3指数は反落。ナスダックとS&Pは終盤に下げ幅を拡大、ダウは中盤のプラスを維持できず17ドル安の34645ドルで取引を終えた。原油相場の一段高を受け、企業業績の悪化を懸念した売りが先行。また、インフレ再加速により連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め観測も広がり、金利高を背景とした売りも強まった。オラクルの業績見通しが市場の期待を下回ったこともあり、特にハイテク関連は軟調地合いを強めた。


本日は下げ渋りか。今晩は強弱まちまちの消費者物価指数(CPI)が手がかり。総合指数は前回から上昇する見通しで、FRBの利上げ継続の方針を後押しする材料になりやすい。半面、コア指数は前年比で鈍化が見込まれており、過度な売りを抑える可能性があろう。一方、明日の生産者物価指数(PPI)も総合とコアでは異なる内容が予想され、インフレに関しては判断しにくい。最終的には長期金利の動向をにらみながらの展開となる。


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