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日経VI:低下、需給悪化懸念など後退


*16:05JST 日経VI:低下、需給悪化懸念など後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比-0.47(低下率2.22%)の20.66と低下した。なお、高値は20.99、安値は20.17。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。日経225先物は昨日までの5日間で1510円下落しており、今日は取引開始時点で日経225先物が反発したことから、安心感が先行した。取引開始後、日経225先物は伸び悩み、一時下げに転じたが、市場では、上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りが一巡したとの見方から需給悪化懸念が後退し、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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