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今日の為替市場ポイント:米国金利の先高観を意識してドル買い縮小の可能性低い


20日のドル・円は、東京市場では135円44銭から134円54銭まで反落。欧米市場では134円62銭から135円15銭まで反発し、135円10銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に135円台で推移か。米国金利の先高観は後退していないことから、ドル買い・円売りが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。

アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」によると、4-6月期国内総生産(GDP)成長率は6月16日時点で前期比年率0.0%とされている。5月住宅着工件数の減少が考慮されたようだ。15日発表の5月小売売上高も市場予想を下回る結果となっており、5月貿易統計、6月雇用統計、6月小売売上高などの経済指標が大幅に改善しない場合、4-6月期のGDP成長率は1%を下回る可能性がある。

6月15日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の経済・金融予測では、2022年の米GDP成長率(予測中央値)は+1.7%で3月時点の+2.8%から大幅に下方修正されている。4-6月期のGDP成長率が0%台の低い伸びにとどまった場合、2022年通年のGDP成長率はFOMC予測には届かないとみられる。ただし、米金融当局がインフレ抑制を最優先するならば、7月以降も利上げを継続し、9月時点のFOMC予測で2022年のGDP成長率見通しをさらに引き下げることもあり得る。

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