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米国株見通し:下げ渋りか、引き締め観測も一部に買戻し


(13時50分現在)

S&P500先物      4,018.90(+1.1)
ナスダック100先物  12,284.00(+14.2)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は5ドル安。アジア市場はおおむね軟調となり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


9日の主要3指数は大幅続落。序盤に前日終値付近で推移した後は下げ幅を拡大し、ダウは638ドル安の32272ドルで取引を終えた。この日発表された新規失業保険申請件数は増加し、景気減速が意識された。また、NY原油先物(WTI)の高止まりを受け、インフレ長期化への懸念が強まった。一方、欧州中銀(ECB)が7月利上げの方針を決め、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速への思惑により金利高に振れ売りを誘発した。


今晩は下げ渋りか。焦点の5月消費者物価指数(CPI)は前年比+8.2%と、4月の+8.3%から伸びがやや鈍化する見通し。ただ、高インフレに変わりはなく、13-14日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での一段の引き締めを想定した売りが優勢となりそうだ。その際には金利高を手がかりに、ハイテク関連が下げを主導する可能性があろう。半面、全般的に買いは入りづらいものの、前日の大幅安で割安感の生じた銘柄には買戻しが期待される。


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