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今日の為替市場ポイント:日米の株高を意識して円買い拡大の可能性低い


1日のドル・円は、東京市場では114円03銭から114円43銭まで上昇。欧米市場では、114円44銭から113円94銭まで下げており、114円02銭で取引終了。本日2日のドル・円は主に114円近辺で推移か。日米の株高を意識して、リスク回避的な円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

1日発表された10月ISM製造業景況指数は60.8と、9月実績の61.1から低下したが、市場予想を上回った。新規受注指数は大幅に低下し、全業種で原材料調達にかかる時間が長くなった。原材料などの供給が制約されている状態が続いており、経済活動を圧迫していることが確認された。今週2-3日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、債券買い入れ額を段階的に縮小することが決定されるとみられているが、インフレ率の高止まりがしばらく続く可能性があるため、物価見通しについてのFOMCの見解が注目される。

高インフレは一時的な現象ではない可能性があるとの判断が示された場合、早期利上げによってインフレ抑制の期待が高まることから、長期金利はやや低下する可能性がある。為替については、インフレ抑制の思惑が広がるものの、米国経済の持続的な成長も期待されることから、主要通貨に対するドル売りが強まる可能性は低いとみられる。

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