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米国株見通し:上げ渋りか、緩和縮小観測で調整売りも


(14時40分現在)

S&P500先物      4,569.50(+11.50)
ナスダック100先物  15,578.50(+82.75)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調。NYダウ先物は40ドル高、NY原油先物(WTI)は高水準を維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


25日の主要3指数は堅調。ナスダックが反発したほかS&Pは過去最高値を更新した。また、ダウも連日で上値を伸ばし、64ドル高の35741ドルで取引を終えている。企業決算での好業績が好感され、全般的に買いが入りやすい地合いに。ただ、株価指数の最高値更新でやや過熱感が広がっており、短期的な調整売りが下押しする場面もあった。また、前週末のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言で、引き締めが意識された。


本日は上げ渋りか。アルファベットやツイッターなど主力ハイテク企業の決算発表が予定され、引き続き好業績をにらんだ買いが入りやすい。個別銘柄では時価総額で初の1兆ドル台を記録したテスラが注目される。一方、今晩発表の住宅関連指標はほぼ前回並みだが、消費者信頼感は伸びが鈍化する見通しで、買いを弱める要因に。また、11月2-3日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小が織り込まれ、金利高なら指数は失速しそうだ。



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