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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米バイデン政策に期待も内容を見極め


29日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。短期的なリスク要因の後退による円売りで、ドルはクロス円に連れ高の見通し。ただ、米バイデン政権による大型インフラ投資の内容を見極めようと、一段のドル高は抑制されよう。

前週末の取引は米国の金利や株価を手がかりに売り買いが交錯し、ユーロ・ドルは1.17ドル後半に下げたが、一時1.18ドル台に戻した。米株高を背景としたユーロ・円の上昇でドル・円は109円80銭台に浮上し、心理的節目の110円が視野に。週明けアジア市場はバイデン政権による3-4兆ドル規模の大型投資が期待され、日経平均株価や上海総合指数の堅調地合いを手がかりとした円売りが先行。ただ、ドル・円は利益確定売りで109円後半から半ばに失速した。

この後の海外市場は具体的な材料が乏しいなか、株価や金利を手がかりに月末のフローを主体とした取引となろう。そうしたなか、バイデン大統領は31日に予定される記者会見で、追加経済対策を発表する見通し。インフラ投資で国内経済をテコ入れする方針で、早期正常化への思惑から長期金利や株価が上昇し、ドル買いに振れやすい。ただ、政策内容を見極めたい投資家が多く、値動きは限定的となりそうだ。ドル・円は心理的節目の110円を意識した売りが想定される。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・2月住宅ローン承認件数(中銀)(1月:9.90万件)
・23:30 米・3月ダラス連銀製造業活動指数(予想:14.5、2月:17.2)
・24:00 ウォラー米FRB理事オンライン討論会参加
(欧州は28日から夏時間移行)



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