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日経平均は28000円を固める流れに【クロージング】


12日の日経平均は小幅ながら3営業日続伸。25.31円高の28164.34円(出来高概算13億3547万株)で取引を終えた。11日の米国市場の下落影響から利食い優勢の展開となり、寄り付き直後には27899.45円と28000円を下回る場面がみられた。しかし、28000円を挟んでの底堅さが意識されるなか、前場半ばには28287.37円まで上昇し、昨年来高値を更新。後場に入り再び短期筋の売り仕掛け的な流れもみられたが28000円は割り込まず、引けにかけて買い戻される流れとなった。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数、値下がり数が拮抗。セクターでは電力ガス、石油石炭、空運、医薬品、鉱業が堅調。半面、パルプ紙、証券、サービス、小売、非鉄金属が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>が堅調。一方で、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>が軟調。

日経平均は小動きではあったが、3営業日連続で陽線を形成している。セクターはグロース、バリューがまちまちであり、方向感は掴みづらい状況であった。ただし、こう着ながらも出来高は13億株台、東証1部の売買代金についても3兆円は届かなかったものの、2.89兆円できており、海外勢による資金流入は継続しているとみておきたい。グローベックスの米株先物は小動きで推移しており、上値追いは慎重であるが押し目買い意欲は強そうである。

ただし、セクターリバランス的な動きが中心であり、インデックスに絡んだ売買のなかでは中小型株の物色は活発化しづらいところである。マザーズ指数は75日線を挟んでの攻防であり、この水準を明確に上放れてこれないと、利益確定の流れに向かわせやすいところでもある。米国では政局不透明感が高まっていることもあり、20日の大統領就任式が通過するまでは積極的には動きづらいところのようである。

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