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注目銘柄ダイジェスト(前場):岩谷産、ホシデン、ジェコーなど


学情<2301>:1250円(+51円)
大幅反発。前日に20年10月期の決算を発表、営業利益は11.9億円で前期比38.7%減益となり、従来予想の10.1億円をやや上回る着地になっている。また、21年10月期は15.7億円で同32.1%増益の見通しとしており、年間配当金も前期の30円から33円に増配の計画となっている。企業の若手採用ニーズは回復傾向に入っており、来年4月以降は中途も含めてさらに加速すると予想しているようだ。


ホシデン<6804>:957円(+51円)
大幅反発。前日に発表した自社株買いの取得実施が好感材料視される。発行済み株式数の3.42%に当たる200万株、20億円を取得上限としており、取得期間は12月8日から21年1月29日まで。比較的短期間での高水準の取得枠となっており、需給インパクトなどを期待する動きが優勢に。同社の自社株買いは、19年2月12日から2月25日にかけて100万株を取得して以降となる。


ジェコー<7768>:3065 カ -
ストップ高買い気配。35.2%を保有する筆頭株主のデンソーが株式交換で完全子会社化すると発表している。株式交換比率は1:0.55とされており、デンソーの前日終値を基準とすると理論価格は3187円となる。前日終値比でのアップ率は24%となり、株式交換比率にサヤ寄せする動きとなっている。同社株は21年3月30日に上場廃止となり、株式交換の効力発生日は4月1日となる。


岩谷産<8088>:6100円(+560円)
大幅反発。政府が国内での水素利用量を2030年時点で1000万トン規模とする目標を設ける調整に入ったと報じられている。発電や燃料電池車向けの燃料として利用を増やし、コストを引き下げて普及につなげていくようだ。同報道を受けて、同社などの水素関連株、燃料電池車関連株に、一段と関心が高まる展開になっている。前日にはトヨタや同社など88社が、水素インフラの整備を進める「水素バリューチェーン推進協議会」立ち上げも発表。


積水ハウス<1928>:2052円(+93.5円)
大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1348億円で前年同期比13.0%減益となったが、8-10月期は422億円で同0.5%増と増益に転じている。鴻池組の連結化効果や海外事業における住宅販売の好調、集合住宅売却などが増益転換の背景。市場予想もやや上回り、通期計画1750億円、前期比14.7%減の達成可能性も高まったとみられているもよう。11月受注動向に関しても、回復基調の継続が確認される形に。


ホープ<6195>:4980円(-140円)
大幅に続落。9月2日に発行した第7回新株予約権のうち400個(発行総数の10.00%)が権利行使されたと発表している。交付株数は4万株。新株予約権の大量行使は株式価値の希薄化懸念を和らげる要因だが、同社株は11月11日に年初来高値(7910円)を付けてから値下がり傾向にあり、75日移動平均線を割り込んで下値を探る展開が続いている。株安基調を反転させる材料としては力不足との見方が根強いようだ。


ナ・デックス<7435>:673円(+10円)
大幅に続伸。21年4月期の営業利益を従来予想の2.10億円から3.55億円(前期実績9.33億円)に上方修正している。第2四半期累計(20年5-10月)は会社計画(1.00億円)を上回る前年同期比39.4%減の3.39億円で着地した。製品販売が前倒しとなったほか、業績進捗で売上総利益率を見直した。また、中間配当を従来予想の2.00円から3.00円(前年同期実績10.00円)に増額修正した。年間では11.00円(前期実績19.00円)となる。


セリア<2782>:3785円(+130円)
大幅に反発。11月の既存店売上高が前年同月比5.9%増(前月は7.2%増)になったと発表している。プラスは2カ月連続。客数は3.0%増(同4.8%増)、客単価は2.8%増(同2.3%増)。全店ベースの売上高は13.2%増(同14.4%増)となった。堅調な売上高が好感されていることに加え、同社株は7日の取引時間中に直近安値(3620円)を付けた後、引けにかけて下げ幅を縮小させており、値頃感からの買い戻しも入っているようだ。 <ST>
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