米国株式相場は上昇。ダウ平均は327.69ドル高の27993.33ドル、ナスダックは203.11ポイント高の11056.65ポイントで取引を終了した。英国の製薬会社アストラゼネカが一時中断していた新型コロナウイルスのワクチン最終治験を再開したことが好感され、上昇して寄り付いた。先週大きく売られた主要ハイテク株にも買い戻しが広がり、終日堅調推移となった。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器、半導体・同製造装置が大きく上昇した。

ソフトウェアのオラクル(ORCL)は、中国バイトダンス傘下のアプリ、ティックトック米国事業買収に関してマイクロソフト(MSFT)やアマゾン(AMZN)を上回る買収額を提示したことが明らかとなり上昇。小売りのウォールマートも依然として提携に興味を示しているとの報道で上昇した。半導体のエヌビディア(NVDA)は英国の半導体設計企業アームの買収が好感され上昇。航空会社のデルタ航空(DAL)は資本増強が好感され堅調推移となった。カジノを運営するシーザース・エンタテインメント(CZR)と、オンラインギャンブル運営のドラフトキング(DKNG)はウォルトディズニー(DIS)運営のスポーツ専門局ESPNとの独占契約を発表して上昇した。一方、銀行のシティグループ(C)は当局からリスクシステムに関し、厳重注意を受けたことが嫌気され下落した。

ムニューシン財務長官は、政権が今週、ティックトックに対するオラクルの提案を精査することを明らかにした。

トランプ政権は、中国アプリ、ティックトックの米国事業売却を当初予定していた15日から期限延長を検討すると報じられた。

Horiko Capital Management LLC

<FA>

情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウ327ドル高、 ワクチン開発前進を好感