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米国株見通し:底堅い値動きか、FRB議長の講演を注視


(15 時30分現在)
S&P500先物      3,439.88(-3.12)
ナスダック100先物  11,733.12 (+6.87)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は60ドル安。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、今晩の米株式市場はやや売りが先行しそうだ。


25日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは連日最高値を更新し、強気相場が続く。ダウは構成銘柄の入れ替えに伴う売りに押され60ドル安と4日ぶりの反落となったが、28000ドル台を維持。新型コロナウイルス治療やワクチン開発への期待感で、地合いは悪くない。この日は米中通商合意を両国が今後も推進する方針で一致したことが材料視され、リスク選好ムードが広がった。アップルは利益確定売りが目立ったが、引き続きハイテク株に買いが入りやすい。


本日も経済の早期正常化への期待感が続き、強気相場を維持しそうだ。米中対立の激化を回避したことも、引き続き買い要因に。今晩発表の耐久財受注は、コア指数も含め予想を下回る内容となれば回復観測を弱める手がかりとなろう。一方、明日から開催されるカンザスシティ連銀主催のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長による講演が注目される。新たなインフレ戦略の導入に向けた見解が示される見通しだが、緩和的な政策の長期化は強気相場を支える要因となろう。




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