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20日の米国市場ダイジェスト:NYダウ8ドル高、追加財政策への期待広がる


■NY株式:NYダウ8ドル高、追加財政策への期待広がる

米国株式相場は上昇。ダウ平均は8.92ドル高の26680.87ドル、ナスダックは263.90ポイント高の10767.09ポイントで取引を終了した。利益確定の売りが目立ち寄り付き後に一時大きく下げた。しかし、ウイルスワクチン開発の治験で良好な結果が発表されたほか、米国政府・議会が追加財政策の協議を開始したことが好感され上昇に転じた。ハイテク株の上昇がけん引する形で引けにかけては一段高となった。セクター別では、小売り、ソフトウェアサービスが上昇した一方、エネルギーや食品・飲料・タバコが下落した。

オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はゴールドマンサックスの目標株価引き上げを受けて上昇。検索大手のアルファベット(GOOGL)もクレディスイスによる目標株価引き上げで上昇した。製薬会社のファイザー(PFE)は、ドイツ企業と共同開発中の新型ウイルスワクチンの治験で良好な結果を発表し、上昇。一方、同業のモデルナ(MRNA)は、JPモルガンによる投資判断引き下げに加え、新型ウイルスワクチン開発の競争激化を嫌気して急落した。

トランプ大統領は記者団に、小企業救済策を巡り民主党と交渉を開始したことを明らかにしたほか、「給与税減税は非常に重要」と加えた。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米欧財政策への期待でリスクオン

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円04銭まで下落後、107円34銭まで上昇し、107円28銭で引けた。株安に連れて一時リスク回避の円買いが優勢となったが、米国政府と議会が追加財政支援策協議を開始、景気回復を支援する追加財政策への期待で底堅い展開となった。

ユーロ・ドルは1.1450ドルから1.1403ドルまで下落したが、1.1449ドルまで戻しており、1.1448ドルで引けた。欧州連合(EU)首脳会議での復興基金を巡る協議を睨んだ展開ながら、妥協案の提示で合意期待感を受けたユーロ買いが下支えとなり、底堅い展開となった。ユーロ・円は122円26銭まで下落後、122円85銭まで反発。米欧財政策への期待にリスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは1.2615ドルまで下落後、1.2665ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9374フランまで下落後、0.9404フランまで上昇した。


■NY原油:やや反発で40.92ドル、株高持続への期待で一時41ドル台に戻す

NY原油先物9月限はやや反発(NYMEX原油9月限終値:40.92 ↑0.17)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.17ドルの1バレル=40.92ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは39.97ドル−41.02ドル。ニューヨーク市場の序盤で39.97ドルまで売られたが、ユーロ高や株高持続への思惑で反発。通常取引終了後の時間外取引で一時41.02ドルまで買われている。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  23.58ドル   +0.36ドル(+1.55%)
モルガン・スタンレー(MS) 51.86ドル   -0.55ドル(-1.05%)
ゴールドマン・サックス(GS)211.71ドル  +0.30ドル(+0.14%)
インテル(INTC)        61.15ドル   +1.15ドル(+1.92%)
アップル(AAPL)        393.43ドル  +8.12ドル(+2.11%)
アルファベット(GOOG)    1565.72ドル +50.17ドル(+3.31%)
フェイスブック(FB)     245.42ドル  +3.39ドル(+1.40%)
キャタピラー(CAT)      134.63ドル  -2.27ドル(-1.66%)
アルコア(AA)         12.72ドル   -0.34ドル(-2.60%)
ウォルマート(WMT)      131.47ドル  -0.27ドル(-0.20%)

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