後場に注目すべき3つのポイント~それでも崩れない株式市場を捉え直す
・日経平均は小幅反落、それでも崩れない株式市場を捉え直す
・ドル・円は弱含み、仲値にかけて売り優勢に
・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位がテルモ<4543>
■日経平均は小幅反落、それでも崩れない株式市場を捉え直す
日経平均は小幅反落。52.55円安の22476.74円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。
9日の米株式市場でNYダウは反落し、361ドル安となった。先週分の新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを好感する一方、フロリダ州で1日の新型コロナウイルス感染者数が過去最多に上り、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が「シャットダウン(経済活動の停止)を真剣に検討すべきだ」と述べたことで警戒感が広がった。ただ、ハイテク比率の高いナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。米国株が高安まちまちとなるなか、本日の日経平均は5円高からスタートした。寄り付き後は国内外での新型コロナ再拡大への懸念から22417.97円(111.32円安)まで下落する場面もあったが、おおむね前日終値近辺での小動きとなった。なお、オプション7月物の特別清算指数(SQ)は概算で22601.81円となっている。
個別では、通期業績予想を下方修正したファーストリテ<9983>が2%超の下落。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株もさえない。決算発表銘柄ではローソン<2651>が売られているほか、乃村工芸<9716>やくら寿司<2695>、久光薬<4530>は東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>やソニー<6758>が堅調。ソフトバンクGは引き続き中国アリババ集団などのハイテク株高が追い風となり、出資先企業の上場計画も伝わった。米半導体株高を引き継いで東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテス<6857>も上昇。また、中小型の好決算銘柄に物色が向かい、C&R社<4763>やエスクローAJ<6093>、SHIFT<3697>が東証1部上昇率上位に顔を出した。
セクターでは、鉱業、証券、不動産業などが下落率上位で、その他も全般軟調。電気機器と情報・通信業の2業種のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の75%、対して値上がり銘柄は21%となっている。
本日の日経平均は小安い水準でもみ合う場面が多くなっている。前日の米株式市場の動向では、ハイテク株高こそ追い風となるものの、やはり新型コロナ再拡大への懸念は根強い。国内でも9日、東京都の新規感染者数が224人と過去最多になった。また、8日に続き上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ売りが出るとみられていることも株式相場の重しとなっているだろう。日経平均の日足チャートを見ると、22500円前後に5日移動平均線と25日移動平均線が収れんし、こう着感を一段と強めてきた印象。
売買代金上位では、米ハイテク株高の流れを引き継いで半導体関連を中心とした値がさのグロース(成長)株が堅調。6月工作機械受注の回復を受けてファナック<6954>なども買われている。反面、自動車株や金融株といった大型のバリュー(割安)株は軟調。NYダウの下落とともに米長期金利が低下し、グロース株優位、バリュー株劣位の構図を支えているとみられる。
新興市場ではマザーズ指数が反発。相対的に堅調な値動きを見せており、前引け時点では1015pt近辺に位置する25日移動平均線をやや上回っている。引き続き新興グロース株への追い風を受け、この水準での戻り待ちの売りを押し返せるか注視したい。なお、本日ジャスダックへ新規上場したSpeee<4499>は公開価格を8割弱上回る初値を付けた。
アジア株式市場では中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が軟調。また、本日同様にETFによる売り観測があった8日は日経平均が後場から軟化した。前引けの東証株価指数(TOPIX)は0.63%の下落となっており、日銀によるETF買いが実施される公算は大きいものの、後場の日経平均は売りに押される場面が出てくることも想定しておきたい。
さて、前日の先物手口を見るとモルガン・スタンレーMUFG証券によるTOPIX先物の売り越しが目立った。他の外資系証券の動向を見ても、海外勢が足元買い戻しに動いている感はない。日経ダブルイン<1357>の純資産総額も高水準を維持しているが、それでも株式相場は崩れない。当欄で従前から描いてきた「ETFによる売りをこなした後、買い戻し主導での意外高」というシナリオが現実味を帯びてきたように思える。
米長期金利は経済指標が急回復しても伸び悩む。もちろんコロナ禍への懸念もあるだろうが、政府債務が記録的な水準に膨らむなかで金利を低水準に抑え込む「強烈な金融緩和」の効果が大きいことを再確認すべきではないだろうか。債券市場に比べれば株式市場などは規模が小さい。あふれ出したマネーは「買える資産」に向かい、安全資産あるいはインフレヘッジ資産に位置付けられる金相場は高値更新が続いている。コロナ禍でも堅調な業績が期待でき、低金利の恩恵を受けるハイテク株も同様の文脈で捉えられるだろう。
このところ当欄の内容に対し、「確かに思ったより相場が崩れない」との声が増えてきた。危機下での金融フレームワーク(枠組み)が市場にどのような影響をもたらしているのか、改めて捉え直す必要があるだろう。
■ドル・円は弱含み、仲値にかけて売り優勢に
10日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日経平均株価は小幅高で寄り付いたが、中国株の軟調地合いで下げに転じ、リスク回避的な円買いに振れた。また、仲値にかけて国内勢のドル売りがみられ、107円付近に下落。ただ、ドルは他の主要通貨に対し売りは後退し、対円でも底堅さが指揮される。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円02銭から107円26銭、ユーロ・円は120円67銭から121円07銭、ユーロ・ドルは1.1271ドルから1.1290ドル。
■後場のチェック銘柄
・東洋合成工業<4970>、アイモバイル<6535>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位がテルモ<4543>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・6月企業物価指数(前年比予想:-2.0%、5月:-2.8%←-2.7%)
【要人発言】
・英中銀金融政策委員会(議事要旨)
「流動性は回復したが、回復の可能性に悲観的な見方もあり、緊張が再度高まる可能性が指摘された」
<国内>
特になし
<海外>
・EU財務相理事会
<HH>
有働由美子アナが54歳友人女優の自宅に刺激受け整理整頓「ものがいっぱいあるけど統一されてる」
イヌサフランを誤食か、札幌の2人死亡 ギョウジャニンニクと類似
木梨憲武「朝3時半に起きてジムでお風呂」あさイチのスタッフに「朝マック20個」差し入れ
大黒摩季、能登半島地震義援金計2000万円「責任を持って」自ら被災地へ届けると宣言
逮捕の「つばさの党」代表、2017年衆院選山口4区でも演説妨害
藤本美貴、人気番組「夫が寝たあとに」約束のアフター会報告に「放送して欲しい」の声
アンミカ、“四女”クリスタル・ケイらとCOMPLEX公演へ「とてつもなくカッコ良すぎた」
過労入院のYOSHIKIが復帰後初の公の場 大谷翔平の前での米国家演奏「最初は断った」告白
【2024年最新】中古車のおすすめ車種20選!人気ランキングと購入時の注意を解説
消えた46歳リズムネタ芸人「エンタ」出演ブレイク最高月収スタジオ驚き、波田陽区は2800万
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
大谷翔平が不運な判定で2度見逃し三振 「えん罪退場」で話題の球審は引き揚げる大谷にブチギレ
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
吉野家が「マスク外し強要疑惑」でプチ炎上、店員さんに聞いてみると……
時代劇の常識を覆す!仇討ち・無礼討ちの厳格なルール
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
藤田ニコル「脱ぐ予定なかったのですが気づいたらノリノリで…」ヒョウ柄水着姿に大反響
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
3度逮捕の38歳小向美奈子「今はやってないですよね?」の直撃質問に”回答”
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
ガーシー、またも綾野剛の暴露写真でネット歓喜「この写真見て笑っちゃう」
大谷翔平が不運な判定で2度見逃し三振 「えん罪退場」で話題の球審は引き揚げる大谷にブチギレ
完全にダマされた! 『ラヴィット!』あのちゃん“事故レベル”大暴走は『水ダウ』遠隔操作のしわざだった ネットも納得
73歳神田正輝「旅サラダ」生放送で“12歳下俳優”から呼び捨てされ激論
元めちゃイケメンバーの三中元克(32)現在は何をしているのか調べてみた!
有働由美子アナが54歳友人女優の自宅に刺激受け整理整頓「ものがいっぱいあるけど統一されてる」
イヌサフランを誤食か、札幌の2人死亡 ギョウジャニンニクと類似
木梨憲武「朝3時半に起きてジムでお風呂」あさイチのスタッフに「朝マック20個」差し入れ
大黒摩季、能登半島地震義援金計2000万円「責任を持って」自ら被災地へ届けると宣言
逮捕の「つばさの党」代表、2017年衆院選山口4区でも演説妨害
藤本美貴、人気番組「夫が寝たあとに」約束のアフター会報告に「放送して欲しい」の声
アンミカ、“四女”クリスタル・ケイらとCOMPLEX公演へ「とてつもなくカッコ良すぎた」
過労入院のYOSHIKIが復帰後初の公の場 大谷翔平の前での米国家演奏「最初は断った」告白
消えた46歳リズムネタ芸人「エンタ」出演ブレイク最高月収スタジオ驚き、波田陽区は2800万
【2024年最新】中古車のおすすめ車種20選!人気ランキングと購入時の注意を解説