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マザーズ先物概況:続落、コロナ感染者急増でバイオ動意付き下げ縮小


2日のマザーズ先物は前日比13.0pt安の921.0ptとなった。なお、高値は930.0pt、安値は897.0pt、取引高は13958枚。本日のマザーズ先物は、軟調な海外市場や方向感の無いナイトセッションの流れから続落してスタートした。寄付き付近は時価総額上位であるメルカリ<4385>が上昇して相場を支えていたが、時価総額上位のアンジェス<4563>などバイオ株が下げ幅を拡大したことが重しとなり、マザーズ先物は一時900.0pt割れまで値を下げる場面があった。ただし、午後に入り、東京の新型コロナ感染者が100人を超えると報じられたことで、コロナワクチンを研究しているバイオ株が値を戻したことで、マザーズ先物も下げ幅を縮小して本日の取引を終了した。そのほか、市場では「新興市場は以前より外国人持ち株比率が増加しており、彼らは逆張りしないことから値動きが極端になりやすい」との見方があり、時価総額上位銘柄の極端な値動きが市場のかく乱要因となっているようである。

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