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ソフトバンクGが重石も日経平均のシグナルは好転【クロージング】


19日の日経平均は3営業日続伸。299.72円高の20433.45円(出来高概算15億8900万株)で取引を終えた。18日の米国市場ではバイオ製薬のモデルナが、開発中の新型ウイルスワクチンの初期段階治験で、良好な結果が得られたことを発表し急伸。これが市場全体を押し上げる格好となり、NYダウは一時1000ドルを超す上昇もみられた。

この流れを受けた日本株市場も買い優勢の相場展開となり、日経平均は寄り付き直後には20659.46円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただし、買い一巡後はこう着感が強まり、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が下げに転じた影響もあり、日経平均は3営業日続伸ながらも本日の安値で取引を終えている。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは、情報通信を除く32業種が上昇しており、鉄鋼が5%を超える上昇だったほか、保険、海運、ガラス土石、その他金融、ゴム製品、非鉄金属、証券、銀行の強さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、テルモ<4543>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が堅調。一方でソフトバンクGが重石となった。

日経平均は上げ幅を縮める展開ではあったが、75日線などのテクニカルポイントが意識されていた他、ソフトバンクGの寄り付き後の動向も警戒されていただけに、嫌気する流れにはならなかったであろう。依然として低水準ではあるが、東証1部の売買代金は2.5兆円と4月30日の3兆円以来の水準に膨らんできている。出来高を伴った上昇が継続してくるようであれば、よりセンチメントを明るくさせてくるだろう。

もう一つのテクニカルポイントでは、日経平均は一目均衡表では雲を突破してきている。雲上限は20176円処に位置しているため、この水準が支持線として意識されてくることになりそうだ。




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