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NY為替:パウエルFRB議長が長期リセッションの可能性を警告


13日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円74銭まで下落後、107円15銭まで上昇して107円03銭で引けた。米国の4月生産者物価指数(PPI)が予想以上に低下したほか、パウエルFRB議長がウイルスの影響による長期にわたる景気後退の可能性を警告したことが嫌気され、ドル売り・円買いが強まった。その後、米30年債入札の低調な結果に米債利回りが下げ止まりドル売りは後退した。

ユーロ・ドルは1.0896ドルまで上昇後、1.0812ドルまで下落して1.0818ドルで引けた。ユーロ・円は116円38銭から115円69銭まで下落。ポンド・ドルは1.2340ドルから1.2210ドルまで下落した。英国の3月国内総生産(GDP)の大幅な落ち込みを受け、ベイリー英中銀総裁が深刻な景気後退入りを警告したため、追加緩和を織り込むポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.9666フランから0.9726フランまで上昇した。



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