本日のマザーズ先物は、急ピッチの上昇に対する反動から利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日の米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けた米国の経済対策がまとまったことなどを好感して買われ、米主要株価指数は上昇した。円相場も1ドル=111円台で円安傾向にあるなど、外部環境が落ち着いていることは東京市場の支援材料になりそうだ。ただ、東京市場では、米経済対策への期待感を織り込む形で先んじて上昇し、マザーズ先物は今週に入ってからは12%超も上昇している。
シカゴの日経225先物が7日ぶりに反落し、日経平均も軟調が想定されるだけに、マザーズ先物にも短期間での急騰からの利食い売りが優勢となりそうだ。また、新型コロナウイルスの感染拡大は世界的に続いているほか、東京都の小池百合子知事は昨夜、
「感染爆発の重大局面だ」と述べ、今週末の不要不急の外出自粛を要請するなど、先行き懸念が拭えない。市場では「短期筋による仕掛け的な売りにさらされる可能性があり、警戒を怠れない」との指摘も聞かれ、上限に大きく変動する場面もありそうだ。個別では、今週に入ってから、長期下落トレンドからの見直し買いが続いている時価総額上位銘柄のTKP<3479>の動きに引き続き注目したい。なお、本日のマザーズ先物の上値のメドは615.0pt、下値のメドは580.0ptとする。
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情報提供元:FISCO
記事名:「マザーズ先物見通し:急激な上昇の反動から利食い売り先行か