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マザーズ先物概況:反発、時価総額上位銘柄を中心に買い戻し優勢


31日のマザーズ先物は前日比8.0pt高の819.0ptとなった。なお、高値822.0pt、安値は807.0pt、取引高は3115枚。本日のマザーズ先物は、日経平均が一時400円超上昇するなど、主要企業の株価が堅調に推移するなか、個人投資家心理も改善し反発した。日本時間31日未明、世界保健機関(WHO)が新型肺炎について緊急事態宣言を発表した一方、渡航・貿易制限が勧告されなかったことから短期的な悪材料出尽くしと受け止められたようで、本日の東京市場は全体として買いが優勢となった。昨日発表された主要企業の決算内容が堅調だったことも個人投資家センチメントの改善に寄与したようだ。こうした流れから、マザーズ市場においても、昨日大きく売り込まれたそーせい<
4565>など指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄に買い戻しが入り、マザーズ先物の反発に寄与した。ただ、依然として新型肺炎に対する先行き不透明感が漂うなか、香港ハンセン指数も軟調推移となり、また、本日大引け後には主要企業の決算発表が多く控えていることから、買い一巡後は上値の重い展開となった。指数寄与度の高いところでは、メルカリ<4385>、マネーフォワード<3994>、そーせい<4565>が上昇した一方、弁護士ドットコム<6027>やUUUM<3990>は下落となった。


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