日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12月3日、前日比+0.92pt(上昇率6.64%)の14.77ptと大きく上昇した。なお、高値は15.46pt、安値は14.62pt。11月の米ISM製造業景気指数が下振れたことに加え、トランプ米大統領がブラジルなどからの輸入鉄鋼に追加関税を課す考えを示したことで、225先物はナイトセッションの間に大きく売り込まれた。そのため、225先物は日中取引だけに限ってみればナイトセッションの間に下げた分を取り戻すような値動きとなったが、結局、下落分を取り戻すまでには至らなかった。こうした背景に伴い、日経VIは前日比で大きく上昇してのスタートとなり、その後はやや上げ幅を縮小していく展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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情報提供元:FISCO
記事名:「日経VI概況:大きく上昇、米経済指標の下振れや貿易問題リスクが嫌気