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今日の為替市場ポイント:有力な売買材料不足で動意薄の状態が続く可能性も


24日のドル・円相場は、東京市場では108円58銭から108円75銭まで上昇。欧米市場でドルは108円72銭から108円50銭まで下落したが、108円64銭で取引を終えた。

本日25日のドル・円は主に108円台後半で推移する見通し。日米の金融政策発表を翌週に控えていること、主要経済指標の発表は予定されていないことから、ドル・円を含めた主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性がある。

欧州中央銀行(ECB)は24日開催の理事会で、主要政策金利を据え置くことを決定した。11月から月額200億ユーロのペースで資産買い入れを再開し、これを必要な限り継続することも確認した。ドラギECB総裁は会見で「大規模な緩和政策が長期にわたり必要」との見解を表明し、この発言を意識してユーロ売りが優勢となった。現在−0.5%の中銀預金金利についてドラギ総裁は「マイナス金利の評価は非常にプラス」との見方を示しているものの、「ECBはマイナス金利の副作用を監視する」と述べており、市場関係者の間からは「預金金利のさらなる引き下げの可能性は低い」との声が聞かれている。

市場関係者の多くは「ECBの金融政策は当面変更なし」と予想しているようだが、複数の理事会メンバー(中央銀行総裁)が資産買い入れを含む包括的な金融緩和策に反対していることから、一部の市場関係者は「毎回の理事会で資産買い入れの有効性などについて検討されるのではないか」と見ている。




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